台湾の水族館に泊ろう！＠国立海洋生物博物館ｰ墾丁
こんにちは、台湾(台北)駐在妻のじゅんママです。
行ってきました、台湾イチの水族館、
國立海洋生物博物館！！
墾丁国家公園の敷地内にあり、台湾最大の海洋生態展示館で、2014年、2015年には著名な旅行サイトTripAdvisorのランキングでアジア5大水族館に選ばれたそうです。（大鵬湾国家風景区HPより。）
墾丁(ケンティン)って最初、聞いたことあるけどどの辺かいまいちわかっていなかった私。実はこーんな台湾の南の先っぽの方にあります。しかも、水族館は、墾丁なことは墾丁なのですが、いわゆる、みんなが言う墾丁よりは、水族館はだいぶ北に位置しています。なので墾丁の海水浴の合間に水族館に行こう！っていう気軽な距離でもありません。
新幹線の最寄り駅からも遠いし、日帰りでは非常に難しいこの立地。
しかぁーし！この水族館、宿泊できるんですー！！
その宿泊体験してきたので、正直な感想とともにレポートしたいと思います。
- 宿泊でなくて普通の見学はいくら？
- どうやって行くの？
- まずは宿泊予約をしよう！
- 宿泊にはどんなものが必要？
- チェックインについて
- まずは夏なら水遊び
- タイムスケジュール
- いよいよ夜間館内宿泊イベント開始！一日目！
- いよいよ夜間館内宿泊イベント開始！二日目！
- 全体的感想・注意点
- おまけ
宿泊でなくて普通の見学はいくら？
0歳～5歳：無料
6歳以上の学生：250元
大人：450元
65歳以上：225元
ですが、以下サイトで割引きで買えます。日本語サイトなのでわかりやすく問題ないと思います。
台湾ドルでいうと、大人が420元になるようです。当日でも使えるし、30元割引使ってみて下さい！
↓
【屏東・墾丁】台湾最大の水族館・国立海洋博物館 割引入場チケット 
どうやって行くの？
台北市内にいるならば、台北駅から新幹線に乗って終点の左營(高雄)駅まで行き、そこから墾丁エクスプレスという長距離バスに乗って、南保力というバス停まで行き、そこで普通のバスに乗り換えて水族館まで行く、という非常に長旅になります。
↑公式サイトより引用（https://www.nmmba.gov.tw/cp.aspx?n=54B7C12FC7AF091B&s=CD99CFE1CA7DEE26）
※台湾新幹線に乗る方は必ずこちらチェックしてください↓
意外と左營(高雄)駅から墾丁までってとおいんです！二時間前後。しかも、バスも混んでると乗れなかったりするらしいので、貸切チャーターや乗合送迎サービスなども検討してみてください^_^
【タクシーよりもお得】高雄 - 墾丁（ケンティン）貸切チャーター車送迎 
【台湾南部をお得に移動】高雄－墾丁（ケンティン）：乗合送迎サービス 
【高雄】高速バス・墾丁エクスプレス往復乗車券 / 墾丁シャトルセットプラン
まずは宿泊予約をしよう！
気になる宿泊のお値段ですが、
6歳以上は2,380元、3歳以上６歳未満は1,090元です。
この料金で宿泊と、あとは２日間、一般客のいる昼間も自由に水族館を見学できます。
こちらの公式HPから予約できます↓
が、私は日本語サイトのKKdayで予約しました！先ほどの通常チケット割引購入と同じサイトです。日本語で分かりやすいし、宿泊も大人が若干安くなってる…しかも円払いのクレジットカード払いもできます♪KKdayだと、
6歳以上は2,328元、3歳以上６歳未満は1,090元です。(日本円払いはその時のレートによると思います。私の時は大人8080円でした。)
【泊まれる水族館】台湾・墾丁（ケンティン）国立海洋生物博物館 宿泊プラン
こちらのサイトにアクセスしたら、まずは右上にある言語と支払通貨を確認してから進んでくださいね♪
水族館についてまだわからない段階ではとてもややこしいのですが、ここの水族館、大きくわけて３つの建物にわかれているんです。
「台湾水域館」「珊瑚王国館」「世界水域館」です。
さらに、「珊瑚王国館」は①海底隧道②白鯨區③沈船甲板 に分かれ、
「世界水域館」は①極地區②海藻森林③鯊魚區 に分かれ、
この中のどこに泊まりたいかを決めて予約をすることとなります。
事前に國立海洋生物博物館經營團隊 :: 海景世界等で確認しておきましょう。（見てもよくわからんけど…）
時期によって寝られない場所もあるみたいです。私は「台湾水域館」しか選択できない時期でした。
宿泊にはどんなものが必要？
・リンス
・洗面用具（タオルや歯ブラシ、洗顔石鹸等）
・パジャマ
・飲み物(自販機は有)
・非常食（食事が口に合わなかった時用）
・運動靴（海岸散歩するのに危ないからサンダルNGだそうです）
・パスポート（持ち物に書いてなかったけど提示を求められました）
・10元玉１枚(ロッカー用)
布団、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー、晩御飯、朝ごはん、は付いてますので準備しなくて大丈夫です。
あと、鍵付きの充電スポットがあるのですが数が少なく埋まってました。モバイルバッテリーとかあると安心ですね。私はドライアーのところに余ってるコンセント沢山あったのでそこに挿してお風呂入ってました。台湾の平和ボケ。違う国だったら一瞬で盗まれる。
非常食についてですが、カップ麺の自販機とお湯、箸、はありましたよー。あと飲み物の自販機も。ロッカーとかお風呂とかあるところにあって、おそらく24時間買えるかと。
チェックインについて
チェックインは、一番最初の入り口右手にあるインフォメーションカウンターみたいなところです。そこにKKday予約時に届くバウチャーとパスポートを見せればOK。片言ですが日本語できるお姉さんがいて、16:00までにロビーに集合してね、と言われました。
早めに行っても全然大丈夫です。早く行けば、自由に水族館内を見学できます。
まずは夏なら水遊び
え、水族館に来て水遊び？と思うかもしれませんが、夏、お子さんのいる家庭は注意！必ずこの前を通るので、かなりの確率で「入りたい」と言うでしょう。入らせてあげるご家庭は、水着・タオルを忘れずに。
水族館でもバッチシ売っていますが！（子供用なら下着もありましたよ！）
タイムスケジュール
全員に配られる冊子に予定表が書いてありました。
実際の順序と異なってましたが、内容は大体こんなかんじです。
第一天（一日目）
報到及行李放置（チェックインして荷物ロッカーに）
夜宿活動精神及行程說明（宿泊の注意事項説明）
就寢選擇之展示館深度導覽（？寝る場所選択の為のツアーってこと？）
海洋活力補給晚餐（夜ごはん）
海生館祕密花園探訪（後場參觀）（バックヤード見学）
夜探海洋世界（夜の水槽）
與海洋共眠（就寝）
第二天（二日目）
晨喚，盥洗（起床し顔洗ったり着替えたり）
活力早餐（朝ごはん）
夜宿獨享-大洋池餵食解説（大水槽での餌あげ見学等）
潮間帶生態觀察（海岸の生態観察）
海洋生態課程（海の生物に関するレクチャー）
揮別海洋，賦歸（さよなら）
いよいよ夜間館内宿泊イベント開始！一日目！
16:00報到及行李放置（チェックインして荷物ロッカーに）
最初何人くらいいるもんなのかもわからず、同じような札を首から下げた人たちを探していたら、来るわ来るわ沢山の人々。100人くらいはいたでしょうか。夏休みだから余計だとは思いますが、予想をはるかに超える人数に驚き。
まずは誘導され、B1にある宿泊者用ロッカールームに向かいます。地下に降りて名前を告げるとロッカー番号を指定されるのでそこに荷物を入れます。
ロッカーには10元を入れなければ鍵が締まりませんが、開けると戻ってきます。3人だとロッカーは1箇所で、小さいスーツケース2個は入りました。ロッカー以外に荷物置き場があったのですが、みんな入りきらないのをそこに置いていたのかな？そこは鍵なしです。
16:30夜宿活動精神及行程說明（宿泊の注意事項説明）
荷物をロッカーに入れたらまた１階のロビーまで行き、みんなそろって別の建物のシアタールームみたいな所に入れられて、全員一緒の説明が始まります。
もちろん中国語ですのでチンプンカンプン。布団はこうやって敷いてください、っていう説明だけジェスチャーなので理解出来ました。あぁ先行き不安。
ここで先ほどの予定が書いてある冊子が配られました。
17:00海生館祕密花園探訪（後場參觀）（バックヤード見学）
これぞナイトツアーでないと出来ない醍醐味、水族館の裏側の見学です。
巨大水槽を上から見たり、
まだ展示は出来ない赤ちゃんを見たり、触ったりできました。
サメの子供を見せてくれた時に、ガイドさんが私たち用に「This isシャーク」と言ってくれたのですが、それが「シャケ」に聞こえてひとり「鮭か～！」と驚いていた私。台湾人のツアー客のおばちゃんが「シャケジャナイ、シャーク」と笑いながら教えてくれました笑。
18:00就寢選擇之展示館深度導覽（？寝る場所選択の為のツアーってこと？）
もう一般のお客さんもいなくなり、ナイトツアー客だけで館内をまわります。ガイドさんが丁寧に説明してくれているので、中国語がわかればとっても楽しそう！
見ながら寝る場所をどうしようかイメージします。
18:45海洋活力補給晚餐（夜ごはん）
夜ごはんはバイキング方式。バイキングと言っても、お皿に盛られたものを取っていくのですが、それを２回目３回目と取りに行っていい、っていうかんじです。
台湾ぽいお食事。魯肉飯もありました！もちろん八角入りで食べられませんでしたが！！全体的に味は…あまりおいしくはないです笑！期待はしないように。
あ…スープはかなり美味しかった。
19:30夜探海洋世界（夜の水槽）
館内はすっかり暗くなり、必要最低限の明かりしかなくなります。
そんな中、先ほどまわった場所を再度まわり始めました。たぶん、昼と夜との違いを見せるため…なのかな？
懐中電灯が赤い！青にもできます！白じゃないんだ！
嚕啦啦盟洗時間及手創海洋DIY（お風呂とDIY）
あとはシャワー浴びて寝てもいいし、粘土で魚を作る体験をしてもいいし、あとは夜食が用意されているので夜食食べてもいいし、の時間になります。それが21:50までで、22:00には消灯となり寝ます。
確かシャワーは朝11:00まで入れるって言ってた気がします。
夜食はこのようなお汁粉のようなものの一択。
味は…まずくはないけどおいしくもない。甘い汁にお米。じゅんくん、じゅんパパは一口でもういらないと。
そして、消灯後、はっきりいって暗すぎる！真っ暗！水槽の電気も切れてるから全然魚見れない！
こういうのを想像してたから…
で、21:00くらいはこんなかんじで、「うわぁ～なんか水槽見えにくくなったー！」と思ってたら、
さらに消灯後はこう！！笑
暗っ！！笑
暗さに目が慣れるとうっすら魚が見えます。24H明るいと魚さんもつらいのかな…
いよいよ夜間館内宿泊イベント開始！二日目！
7:00晨喚，盥洗（起床し顔洗ったり着替えたり）
7:00になると全館放送で起こしてくれます。が、6:00くらいに各地で目覚ましがなり、布団を片付け始める人々…。静かにやってくれるならいいんだけど、布団を大きいビニール袋に詰めるから、ガサガサ超うるさい！笑
幸い子供は起きなかったけど、珍しく夜更かしした息子を早めに起こされたらと思うと朝からイライライライラ！！笑
7:30活力早餐（朝ごはん）
主食は、お粥か食パン。食パンにはいちごジャムを塗ることができて、お粥は無味なので、台湾人大好きなローソンか、私はまぁまぁおいしいその隣のものを入れて食べました。
8:45夜宿獨享-大洋池餵食解説（大水槽での餌あげ見学等）
朝ごはんの途中に次の集合場所と時間とか言ってて、時間だけ聞き取れたからロビーに行ってみたら誰もおらず。台湾水域館の巨大水槽「大洋池」に集合だったみたい。笑
9:10潮間帶生態觀察（海岸の生態観察）
今回海が荒れてて中止
10:00海洋生態課程（海の生物について）
また中国語でレクチャーだったがあまりわからず。
11:00揮別海洋，賦歸（さよなら）
11:00前に帰ってもいいみたいです。何時に帰りますか？って聞かれました。
全体的感想・注意点
・KKdayとかと組んでるくせに、外国人に対する配慮はシステムとしてはできていない。大事な所だけは外国人用に紙で配ってほしい！聞き取れないけど読めるかもしれないじゃん！
・館内散策時の説明はわからないけど、その他の宿泊で大事なところとかはわかってもらおうと、係員みんな一生懸命！みんないい人♡でもそんな毎回日本語できる人とか英語できる人とか探して大変になるなら何か紙準備したらいいのに！笑
・散策時、中文わからないけど、まぁ、なかなかみられない裏側とか見られたし、水族館の魚に餌をあげられたのも楽しかったし、暗闇の水族館もわくわくしました！
子供も楽しかったね！といってます。(そこ大事！！)
・中国語わからなくても、なんとかなるもんです！ほんとに。私出来ないもん。
・ご飯の味は期待しない。
こんなかんじでしょうか？⑅◡̈*
なんかマイナス要素ばっかり書いてしまったような気がしますが、なかなかない体験！いい想い出になりました！
おまけ
館内にはスタバありましたよ～あとVR館みたいなのも。
こちらの記事もご参照ください
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